同志社女子大学で教えている専攻生がクラシック音楽コンクールの予選を通過しました。
誰もが知っているドビュッシーの『喜びの島』をコンクールの舞台で演奏し、良い感触の講評をいただけ、結果もついてきたことで、自信につながったようです。
自由曲で受けられるコンクールの場合、毎回選曲に頭を使います。最も大事にしている点は、限られた演奏時間の中でいかに長所が発揮できるかどうか。審査する立場にある際に、「どうしてこの曲を選んだんだろう」と思いを巡らせることがあったり、私自身がコンクールを受けていた頃には、先生と選曲について時間をかけて相談し、信頼できる先生から適格で最良のアドバイスをいただくと安心できる部分が大きかったので、生徒のコンクール曲の決定には慎重に慎重を重ねています。
思いがけないミス等で動揺したり、ふとした瞬間に集中が途切れたり、というのは誰にでも起こり得ることなので、集中をどう作っていくのか、響きや表現の工夫、体の使い方を細部まで計算しつくして臨まないといけないコンクール。個人的には、演奏会とは全く別物の緊張感を幾度も経験してきたコンクールですが、その経験がなければ今はないと自信をもって言えるほど、必要な経験と努力だったと感じます。
コンクールに挑戦する生徒たちには、課題を克服することへの努力、練習やレッスン(コンクールの前はレッスンも少々細かく、厳しくなる傾向あり…)の成果が実感できるほどの成功体験を積み、時には、うまくいかなかったときの悔しさを味わったり、自分との闘いや葛藤まで、あらゆる感情を糧として、頑張ってほしいと心から望んでいます。必ずや成長へと繋がるから!!