こんにちは。
勤務校の同志社女子大学の学生が宝塚ベガ学生ピアノコンクールに参加していました。今年も関係者のみの公開でしたが、演奏後に学生から『上手く弾けました!』との報告があり、晴れやかな気分です。
コンクールや試験には結果がつきものですが、指導する側の責任として、本番までに正しいプロセスを踏ませることが重要だと考えています。
大学生とはいえ、まだまだサポートや助言が必要な年齢。今回も数日前の補講レッスンで、細かい微調整からテクニック的なこと、指先のタッチや肩、腕、身体の使い方まで、最後まで試行錯誤を重ねました。うまくいかない箇所は原因を探り、練習の仕方を考える。いい音が出た、弾きやすくなった等の好感覚はひたすら繰り返し、自分に落とし込む。これらの作業を共にして、後は家で頑張って…と託すのですが、最後の数日間、誠実に頑張った結果が今日の演奏に繋がったのでしょう。本人の満足のいく演奏ができたことが1番です。普段のレッスンだけでは、1曲をここまでのレベルまで仕上げることは難しいので、コンクールを利用して実力の底上げを図るのは伸び盛りの学生にとって、価値のある体験であるといえると思います。
私自身、小学生から大学生まで本当に沢山のコンクールを経験してきたのですが、コンクールの前はレッスンではない日にレッスンを入れていただいたり、いつもより長い時間レッスンをしていただいたり、思い返せば、先生方にはお世話になるばかりでした。指導する立場になって以来、先生方に恵まれた学生時代を過ごしてきたな…と振り返る場面が増えました。
授けていただいた技術や知識を、生徒に存分に還元していけるよう日々研鑽します。