反田恭平さんが第2位、小林愛実さんが第4位を受賞されたショパンコンクール、最後まで素晴らしかったですね。人生をかけて臨んでいるコンテスタント達の熱い演奏は、とてもエキサイティングで心揺さぶられるものがありました。
ショパンコンクールのために6年間を準備に費やしたと言われていた反田さん。2年や3年でも長く思えるところを、その倍の期間、具体的な目標を持ち、才能のある人が努力する。今回の結果は正に必然であったことが納得できました。
実際、2年程前に、今回もコンクールで弾かれていた『アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ』をテレビで拝見したのですが、数年ぶりに予備予選の配信で反田さんのピアノを聴いた際、その進化には本当に驚きました。
また、インタビューを観ていて、このショパンコンクールが最終地点だったのではなく、さらに先のステージがあり、そこから逆算した上での通過点の一つが現在であるところが、またすごいなと…。
年間スケジュールを考え、細かいスパンでタスクを決める。その進捗を毎月振り返る。ということだけで満足するのではなく、時には、三年後、五年後の【こうなっていたい】を思い描き、努力することで、想像を超える成功が得られるのかもしれない。ということを、指導者と演奏家両方の視点から学ばせていただきました。